アフィリエイト広告を利用しています

触れるだけで火傷する!?マレーシアの危険生物「ヤケド虫」について

Malaysia LIFE

こんにちは。マレーシア・ペナン島から海外生活のリアルをお届けしているペナンラボです。

みなさんはマレーシアで気をつけないといけない病気といえば何を思い出しますか?

よく言われれるのが、デング熱や狂犬病ですよね。

ペナン島でもデング熱にかかる日本人は一定数いますが、狂犬病にかかる人は聞いたことありません。

今日はそんなデング熱や狂犬病よりも、もっと身近で意外と知られていない危険な虫について紹介します。

ドコにでもいて触れるだけでヤケドする虫「やけど虫」

「やけど虫」とは正式名称を「アオバアリガタハネカクシ」といい、体長7ミリほどの小さな虫です。

主に温暖な地域に生息する昆虫で、わたしはマレーシアに来るまで知りませんでしたが日本でもみかけることがあるようです。

体長約7mmほどで細長く、頭部と腹部末端が黒く、その他の体節は橙赤色で、アメリカ大陸以外の世界各地に分布しており、主に温暖な湿地に生息する。

日本ではほぼ全土に生息し、山里付近や、畑、水田などで見られる場合がある。灯火にも飛来するが、これが後述する本種による被害を起こす要因になっているといわれる。

Wikipediaより引用

英語では「Rove Beetle」(ローブビートル)と呼ばれています。

やけど虫の生息地は?

スイミングプールなども注意です

通常、排水溝や水路など水分のある環境に生息していますが、雨や洪水が起きると乾いた土地へと移動します。

日中は羽を隠した状態でいるのでアリと間違えることもありますが、飛ぶことができるので窓から部屋の中に侵入します。

夜になると光のあるところに集まる性質があります。

やけど虫による症状は?

やけど虫は蚊や犬と異なり、噛まれたり刺されたりすることはありません。

ただ体液そのものに「ペデリン」という強い毒を持っているため、人間の皮膚や目に触れると炎症を引き起こします。

やけど虫が肌にとまったり、飛んでいる虫をはらいよける時に触れるだけで、毒素が肌に付着しまるでヤケドしたような水膨れや皮膚炎になってしまいます。

初期症状ではやけど虫に触れた部分の皮膚が赤くなり灼熱感を感じます。少しすると、ずきずきする痛みや痒みが出てきます。

虫がふれた軌跡に沿って症状がでてくるので、帯状疱疹の症状と間違える人も多いそうです。

数日すると水膨れになり、炎症が起きたところは痛みや腫れが10日間ほど続きます。

患部の毒素が手を介して身体の他の場所や他の人にうつることもあります。

やけど虫に触れてしまったら、すぐに水と石鹸で洗い流す

やけど虫に触れてしまったらすぐに水と石鹸で洗い流しましょう。

これは完璧に症状を防ぐというよりも、その重症化を防ぐことが目的です。

炎症がでてしまったときは、すぐに病院にいき抗ヒスタミン薬などの処方をうけることをおすすめします。

マレーシアの住宅には網戸がないので、窓を開けたままにしているとやけど虫が部屋に飛んで入ってきます。

洗濯物を外に干している方も十分に注意してください。

まとめ

やけど虫の被害で命の危険にさらされることはありませんが、重篤な場合失明したり、肌に傷が残ったりすることもあります。

ペナン島のコンドミニアムでは緑豊かな場所も多いので、ぜひ注意してください。

タイトルとURLをコピーしました