こんにちは!マレーシア・ペナン島から海外生活のリアルをお届けしているペナンラボです。
みなさんは「膀胱炎」という病気をご存知ですか?
おしっこをするときに、普段と違う痛みや違和感があったら「膀胱炎」かもしれません。
日本にいたときはほとんど病気をしたことがないわたしでもマレーシアでは1年に1回のペースで膀胱炎を発症中です。
今回はマレーシアに住むすべての女性にぜひ知っておいて欲しい「膀胱炎」について経験談をご紹介します。
膀胱炎/UTI(Urinary Track Infection)は誰でもかかる可能性がある
急性膀胱炎は、膀胱に細菌が感染したことにより起こる膀胱炎。若い女性など膀胱に基礎疾患がない単純性急性膀胱炎がほとんど。頻尿、排尿時痛、残尿感、時に血尿が起こる。
Wikipedia
今まで問題がなかった健康な人でも簡単にかかる病気、それが膀胱炎なのです。
排尿時に痛みや残尿感、「なんかいつもと違うな」と思ったら膀胱炎を疑ってください。
膀胱炎は正式には「尿路感染症」といわれ英語では「Urinary Track Infection」を略して「UTI」といいます。
発熱や背中の痛みがでてくると重症化している可能性が高いのですが、通常やお薬を飲むことで治療することができます。
なぜ膀胱炎になるのか
これはわたしの予想なのですが、マレーシアのトイレ環境がその一因だと思われます。
特に日本から引っ越してきたばかりの人は、マレーシアの水浸しでボロボロのトイレに驚かれると思います。
お世辞にも綺麗とは言えないトイレ環境のせいで、多くの女性がお手洗いを我慢してしまっているのです。
その上、暑いマレーシアにいるので普段よりも水分補給をしっかりしているのにトイレは我慢していた、という話をよく聞きます。
膀胱炎になってしまったら(わたしの経験談)
わたしがまだマレーシアに来て数ヶ月のころ、定期検診の尿検査でUTIと診断されました。
その時は全くの無症状だったのですが、処方されたお薬をのんで治療しました。
2回目はその約1年後です。
排尿時に強い痛みがあり、それが3日ほど続きました。
当時忙しかったこともあり、前回処方されたお薬を薬局で購入し3日ほど飲みました。
合わせてお水をたくさん飲んで、とにかくたくさん尿を出すように心がけました。
その甲斐あって3日ほどで痛みは消えたのですが、最後に血尿があったのです。
そこでようやく重い腰を上げて近所のクリニックへ行きました。
マレーシアではGPクリニックと呼ばれる総合診療科のクリニックがあるので、そちらに行けば総合病院のように長い待ち時間なしで診察をうけることができます。
受付で「UTIの症状です」と伝えるとすぐに尿検査の容器を渡してくれました。
診察室で血尿があったことを伝えると、発熱や背中の痛みの有無を聞かれました。
尿検査の結果から細菌感染が判明したので、その日は抗生剤を3日分処方されました。
マレーシア在住の女性にお伝えしたいこと、膀胱炎を防ぐために
どんなに健康な人でも膀胱炎になる可能性はあります。でも適切に治療すれば怖がる必要はありません。
「クリニックに行くほどでもないな」と感じたら薬局でも薬を買えるので試してみてください。
また引っ越してきたばかりのお子さんもトイレを我慢しすぎて膀胱炎を発症するケースがあります。
水分をしっかり補給して、行けるときにトイレにいく。
ショッピングモールやホテルのトイレは比較的綺麗な場合が多いので、気がついたらトイレに行くことをおすすめします。
その他、ローカルの間ではクランベリージュースが膀胱炎に効くと言われています。
みなさんもライフスタイルにあった方法を試しながら、快適なマレーシア生活を楽しんでくださいね。